ハイブリッドおよびマルチクラウド企業向けのAI主導型サイバー脅威検知・対応のパイオニアであるVectra AI (本社:カリフォルニア州サンノゼ、CEO:ヒテッシュ・セス) は米国時間 2023年11月9日、AWS環境向けに強化されたクラウド検知・対応 (CDR) により、Vectra AI Platformが進化したことを発表しました。Vectra AIの特許取得済みAttack Signal Intelligenceを搭載したAWS向けVectra CDRは、ネットワーク、クラウド、アイデンティティの各領域にまたがるハイブリッド攻撃のリアルタイムで統合されたアタック・シグナルにより、セキュリティ・オペレーション・センター (SOC) チームの支援を強化します。
企業がアプリケーション、業務、データをハイブリッド環境やマルチクラウド環境に移行し続ける中、攻撃の検知、調査、対応はますますサイロ化し、複雑化しています。Vectra AIの「2023 État de la menace Detection」レポートによると、SOCアナリストの90%は、増加する脅威の量と種類に自信をもって対応出来ないと回答しており、さらに、71%は、組織がすでに侵害されており、それをまだ理解していないだけなのではないかと懸念しています。さらに、SOCアナリストの75%は、組織を適切に防御するために必要な可視性を持っていないとも回答しています。
さらに、ハイブリッド環境へ移行する組織数の増加によって、企業のSOCチームは大きな課題に取り組まざるを得ません。攻撃者の目的は変わりませんが、クラウド環境におけるサイバー攻撃は、従来のデータセンター環境とは異なる形で発生します。クラウドの脅威は主に認証情報に焦点を当てており、表面的な攻撃の構造を把握し、オンプレミスで観測されるものに比べて短時間に発生します。
クラウドのダイナミックな特性は、より迅速な技術革新を可能にしているが、攻撃者はこの利点を逆に利用して環境に侵入し、侵害することもある。攻撃の顕在化方法におけるこのような根本的な違いは、防御者がハイブリッド攻撃者のように考える必要があることを意味します。
VectraCDR pour AWSは、クラウド環境での脅威検知・対応を実現にするものであり、Vectra AI Plate-forme に新たな進化をもたらします。そのポイントは以下の4点です。
Vectra AIの社長兼CEOであるヒテッシュ・セス (Hitesh Sheth) は、「ハイブリッド環境に移行する企業が増え、セキュリティチームがクラウドの複雑化、アラート疲れ、アナリストの燃え尽き症候群に直面し続けている中、脅威の検知と対応に対する現在のアプローチは根本的に破綻しています。AIを活用した脅威の検知と対応のパイオニアとして、Vectra AIのプラットフォームは、ハイブリッド環境を導入していえる企業において最も正確な統合シグナルを提供し、XDRをスピードとスケールで実現するソリューションです」と述べています。
Vectra AI Japanのカントリー・マネジャーの仁枝かおりは「日本国内でもローカルからハイブリッドに、そしてクラウド環境へのITインフラ統合と移行期に入り、セキュリティオペレーションの皆様は、単にセキュリティだけの観点ではなくよりインフラもの環境も理解しながらオペレーションを実施する必要性が出てきております。Vectra AIのプラットフォームは このような環境下、AIを駆使し日本国内で潤沢といえないセキュリティエンジニア皆様の効率化と正確性を担保できるよう今後も最新のテクノロジーを提供して参ります」と述べています。
Vectra AIは、ハイブリッド攻撃の検知、調査、対応におけるリーダーです。Vectra AI Platformは、パブリック・クラウド、SaaS、アイデンティティ、データセンターのネットワークにわたる統合シグナルを単一のプラットフォームで提供します。Vectra AIの特許取得済みのAttack Signal Intelligence により、セキュリティチームは最先端のハイブリッド・サイバー攻撃を迅速に検知、優先順位付け、調査、対応することができます。AI主導の検知に関する35件の特許と、MITRED3FENDにおける最多のベンダーリファレンスにより、世界中の組織がハイブリッド攻撃者のスピードと規模に合わせて動くために、Vectra AIプラットフォームとMDRサービスを信頼しています。
詳細については、https://ja.vectra.ai/を参照ください。
【本件に関する報道関係者からのお問合せ先】
Vectra AI Japon株式会社
朝比奈 マミ
masahina@vectra.ai